NRA(4連) 横瀬→小手指
こんにちは。てんだらーです。
今回は、2020年8/29.30に行われたNRA(4連) 横瀬から小手指までの回送列車の撮影記です。

画像多めでお送りします。お楽しみくださいませ。





はじめに


2020年3月のダイヤ改正をもって、ラビューに統一された池袋線の特急列車。
新宿線では現役ながら、池袋線で役目を失ったレッドアローは余剰になり、横瀬へと回送されました。

DSC_3111_00001.jpg

池袋線で余剰になったNRAで埋まる横瀬

通常、横瀬に回送された車両はトラックで解体場へと運ばれていくのですが、
NRAでは〔10101-10201-10701〕と〔10106-10206-10606-10102〕の2本が編成のまま留置されていました。
(この記事では便宜上、先の3両を10101F、後の4両を10106Fとして扱います。)

特に10106Fは、池袋方の先頭車をTc10102を方転して組成したものであり、
何かしらの動きがあることは、事情を知らない一撮影者の私にでも容易に想像ができました。

DSC_0110_00001.jpg

横瀬で留置されるNRA。手前が4両(10106F)、奥が3両(10101F)。奥の編成にはカバーがかけられている


DSC_0099_00001.jpg

方転したTc10102。奥のラビューと1号車の向きが反転してることが分かる

4連のNRAが現れたのが6月初めごろだったでしょうか。
現れた当初は話題になりましたが、しばらく動きがなかったためすぐに落ち着きました。
7月の中旬、車内に甲種で見かける緑色の機器が積み込まれ、他社への譲渡が濃厚になります。

にわかに注目されたのは8月下旬
4連化されてから、3か月近くが経った日のことでした。

DSC_1678.jpg

武甲山の頂上から横瀬駅を眺める。折しも9102Fをつないだ263Fが出発準備中


DSC_2024_20200901190314b87.jpg

263F+9102Fが発車後、D16によってNRAの入換が行われた。

8/27に9102Fの回送が横瀬→武蔵丘で運転。過去の9108F、9105Fと同じように263F牽引でした。
武蔵丘に着いた263Fは9102Fを切り離して、なんとその日のうちに再び横瀬へ!
わざわざ横瀬に戻る理由といえば、10106Fの輸送しか考えることができませんでした。
しかしながら、当日は木曜日。翌日に組成しても回送までは間に合わないはず。ということはまさか……

Twitterが盛り上がりを見せていました。

金曜日の昼には263FとNRAが連結
最初は西武秩父方に263Fをつなげていたので、まさか飯能まで推進か!といった空気が流れました。
しかしながら、数時間後には飯能方に付け直されていたので、牽引説で落ち着きました。
きっと、どちらの先頭でもブレーキ等が効くかのチェックを行っていたのでしょう。




さて、金曜日の夜、横瀬に向かうと側線に263F+10106Fが留置されていました。

DSC_2036.jpg

金曜日夜の横瀬。反射板のついたNRAが新鮮


反射板のついたNRAって、見慣れない姿だなと思いながら撮影していました。
新造時の輸送は顔同士を合わせていたようですので…もしかして、初かもしれません。

DSC_2031.jpg

裏手に回ると、263FとNRAの連結面は、3011Fに阻まれほとんど見えませんでした。

余談ですが3011Fは普段もっと奥のほうにいるはず。こちらの動きも気になるところです。




迎えた8/29(土)

@横瀬

DSC_2073_01.jpg

横瀬に着くと263Fはパンを上げて出発待機中

これまでの9000系の回送と雰囲気が似ていますが、今回は休日ダイヤ
側線にはS-TRAIN用の40000系が待機しているため、ホームからの撮影は叶わずでした。

DSC_2067_202009021929107b0.jpg

車内を見ると、扉の前にシートが置かれていました。
smoozの広告もはがさないんですね。どこかの地で、40000系ともども宣伝してくれるのでしょうかw

DSC_2105.jpg

西武秩父側に移動して入換を撮影

晴れたり曇ったりの天気でしたので、側面には光が当たるここにしました。
推進なので仮設のヘッドライトが点灯…。ですが、あまりよく見えないですね。

101系にひかれた4両のNRA、見慣れない車両が接近してくることに否が応でも気分が盛り上がります。

DSC_2153.jpg

反対側に移動。かつては武甲山をバックに撮れる有名撮影地でしたが、宅地化が進み今では…
手前に田んぼがあったので、そちらにフォーカスしてみました。なかなかいい感じです。

このあと列車は、横瀬駅2番ホームに横付け。
個人的には40000系を臨時回送して、側線を開けると思っていました。というか、そういう願いでしたw


@横瀬→芦ヶ久保


本運転をどこで撮るか。
晴れたり曇ったりの天気。晴れると撮れるところが限られてきます。迷って延命地蔵尊近くへ。
曇りなら北側、晴れたら南側から撮ることにします。
ぎりぎりまで空を眺めて、南側に落ち着きました。

DSC_2162.jpg

甲種とは違った軽やかな走りで通過!

晴れてはいますが奥のほうが嫌な感じ…


DSC_2175.jpg

結局、編成中央が陰られてしまいました。。。

それでも、NRAに光は当たってるし、風景っぽい広い構図のおかげで救われた気はします。


@吾野→東吾野

DSC_2195.jpg

おそらく、今回の回送で最も多くの撮影者が集まったこの場所

期待に応えるように快晴の中、列車が通過していきます。

DSC_2202_20200902194513c80.jpg

DSC_8147_00001.jpg

思い返せば、引退装飾も同じな構図で撮影していました。

NRAが数えきれない程通過した場所で、おそらく一度きりの編成を好条件で記録できたのはうれしい限りです。


@武蔵丘

東吾野~吾野で回送を見送った後、とりあえず、武蔵丘に向かうことにしました。

プレゼンテーション1

NRAの回送は、横瀬から小手指まで行われました。
その際にネックになるのが、飯能駅のスイッチバック構造。
飯能ではかなり無理をしないと機回しが出来ないので、推進運転の区間が発生することが予想されます。
結果的に、武蔵丘で263Fの連結位置を反転。武蔵丘→飯能を推進運転で対応という形になりました。

さて、武蔵丘での入換をどのように行うのだろうか。
自分が把握している線路配線からすると、車両研修場を活用するしかないと予想しました。

DSC_2263.jpg

ということで研修場を見下ろせる場所に行くと、予想通りNRAと263Fを発見!

が、なにか様子がおかしい。263Fのパンタが下がってる…?

DSC_2268.jpg

もしやと思い反対側の車両基地と信号所にかかる橋に行くと、怪しげやな位置に4000系を確認。
動きがあるまで待つことにしました。

余談ながら、隣は黄色い9000系の中で唯一10両で現役の9104F。時の流れは速いものです。

DSC_2307.jpg

6000系の入換が終わると4000系が出てきました。予想通りNRAを引き連れて!

初めて見る姿に感動。。。

DSC_2413.jpg

車13で折り返して、再び元来た線路を戻っていきます。

ここでも、推進運転用のヘッドライトが活躍していることが分かります。

DSC_2477.jpg

4000系との連結面を横から。西武好きとして異種併結は一つの憧れだったりします。

NRAには甲種輸送の際に見かける緑色の機器が積み込まれてることが分かりますね。


さて、今回の入換になぜ4000系が使われたのか。自分なりの予想を図示してみました。

スライド1
スライド2

① 263F+NRAが横瀬から到着
② 263Fが切り離されて隣の線路へ。パン下げ
③ 4000系がやってきて連結
④ NRAとともに263Fの待つ隣の線路へ。連結
⑤ 4000系が退いて、①と反転した263F+NRAが完成

研修場には入線させずに入換をするための手法だったようです。
研修場の入出庫線に車両がいたのか、それとも管理下の違いか。使用できない要因があったのでしょう。

何はともあれ、これで池袋方に263Fをつなぐことが出来ました。
飯能までは比較的短区間とはいえ推進運転になってしまうので、この先は終電後の運転となります。



DSC_2590.jpg

終電間際の武蔵丘から撮影再開です。

ちょうど9103Fが入庫してきました。昼に見た9104Fも留置中だったので、10両の9000系が並んだことになります。

DSC_2684.jpg

そんなことを考えていると、いよいよNRAが出てきました。
夜間の推進回送ということで、運転台に見える光が増えているような気がします。

それにしても、最近のカメラは暗くても綺麗に撮れますねぇ。ありがたいことです。


DSC_2739.jpg

DSC_2818.jpg

飯能まで推進を務める263F。前照灯がついていることが分かります。

昼間の動きで予想できたとは言え、NRAを先頭にした8両編成が本線を走るとは…


〇武蔵丘→東飯能

DSC_2850.jpg

先行して北飯能の踏切へ。
武蔵丘にはあまり撮影者がいなかったのですが、ここはかなり賑わっていました。

おそらく線路閉鎖で機械扱いで走っているのでしょう。
線路脇の接近灯が点灯してから、しばらく時間が経ってから姿を現しました。

ヘッドライトじゃないところが光ってるのが、昔のパチモンのおもちゃ感w


DSC_2904.jpg

気合で暗闇のなかで編成写真

一時停止しながらの接近によって、なんとか撮ることが出来ました。

DSC_2966.jpg

見ている限り踏切は正常に動作していたのですが
全ての踏切で一時停止、係員による警戒のなか通過していきました。

DSC_2989.jpg

おそらく、万が一通過中に踏切が開くことを危惧していたのでしょう。
そのような事態にならなくて良かったです。

@東飯能→飯能

DSC_3004.jpg

私が見た限りでは

踏切前で停車
   ↓
NRAの乗務員扉から係員降車
   ↓
通過確認
   ↓
263Fの乗務員扉から乗車

という流れでした。263FとNRAの間は貫通していないので、多くの方が乗車されていたと推測されます。

DSC_3073.jpg

263Fのヘッドライトによって浮かび上がった連結面

密連での連結というのも非日常感を醸し出しています。

DSC_3080.jpg

推進運転区間もここ飯能で終点
ここから先は、263Fお得意の牽引によって小手指まで向かいます。


@仏子→入間市

長かったNRA回送の撮影も、この小手指行きで終了
おそらくこの回送は追っかけが効かないので一発勝負。入間川で撮ろうかとも思いましたがこの区間へ。

DSC_3085.jpg

予想はしていましたが、普通の列車と変わらない速度で接近

さっきまでの姿を見てるので、その落差に戸惑いましたw

DSC_3102.jpg

振り返って、踏切の明かりに照らされたところを撮影。狙い通りの撮影が出来ました。

そしてここにしたのはもう一つの理由が。
今年の3月に引退装飾がされたNRA。その最後の撮影が同じところだったのです。




私は小手指に向かうことなく追っかけを終了しました。

小手指に着いたNRAは263Fと切り離されアントにより入換
後日、連結器を自連に換えられたようです。他社譲渡に向けた動きが進んだことになりますね。





いかがだったでしょうか。
おそらく、このブログ始まっての長大記事です。
NRAの牽引回送という歴史的事態に合わせて、久しぶりに詳細な撮影記を書くことにしました。
もしかしたら、画像が多くて表示されないかもしれません。その際はご連絡いただければ記事を分ける対応をします。

それでは、小手指に回送されたNRAの今後の活躍を願って、この記事を締めさせていただきます。


最後までご覧いただきありがとうございました。


08/31|特集記事コメント(0)この記事に拍手する
Name
Mail
URL
Text

Password
管理者にだけ表示を許可する
カテゴリ
リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
6/1~